UiPathの使い方⑩分岐をフローチャートを用いて作る

UiPathの使い方⑩分岐をフローチャートを用いて作る

フロチャート分岐処理の説明になります。
このブログでも分岐処理は一度説明しています。

UiPathの使い方④条件判別(分岐)を作ろう

ただしこちらの処理はシーケンスを用いて作る説明をしています。
今回はフローチャートです。

※シーケンスは直線的な処理をさせる場合に用います。
※逆にフローチャートは複雑な処理(分岐等)を多用する場合に用います。
 詳しくは下記で解説しています。

UiPathの使い方⑪フローチャート シーケンス違い

利用可能→ワークフロー→フロチャート→フローチャートアクティビティを
ドラッグアンドドロップします。

UiPathの使い方④条件判別(分岐)を作ろうと同じ処理をフローチャートで作ってみましょう。
下記の処理です。

  1. A君のテストの点数を入力する

  2. テストの点数が80点以上なら”よくできました。”と表示する。

  3. 80点未満なら”もう少し頑張りましょう”と表示する


1.A君のテストの点数を入力する。


アクティビティは利用可能→システム→ダイアログ→入力ダイアログを使います。
そしてスタートにカーソルを合わせます。




下記のように線で結びます。
※線を消す場合はDeleteキーを用います。





入力ダイアログの設定をします。

  • ダイアログのタイトル・・・名の通り分かり易いタイトル名をつけます。
    変数ではないため“”でくくります。

  • 入力ラベル・・・ユーザへの表示メッセージになります。
    同様に変数ではないため“”でくくります。

  • 入力の種類・・・テキストでOKです。

  • 入力した値・・・ユーザに入力して頂いた値を格納する変数になります。

2.テストの点数が80点以上なら”よくできました。”と表示する。


アクティビティは利用可能→ワークフロー→フローチャート→フロー条件分岐を用います。




フロー条件分岐のプロパティを開いて
下記のように点数>=80と記載します。




次に利用可能→システム→ダイアログ→メッセージボックスを使います。
下記のように”よくできました。”と入力してください。

フロー条件分岐にマウスカーソルをあててください。
下図矢印の先がTrueとなっているのがわかりますでしょうか。
Trueというのは点数が80以上ならという意味です。




よくできました。”と表示させるメッセージボックスに線をつなげます。


3.80点未満なら”もう少し頑張りましょう”と表示する。


同様に利用可能→システム→ダイアログ→メッセージボックスを使います。
もう少し頑張りましょう。”と入力してください。
下記のように配置します。

以上で完成ですね!
お疲れ様でした。(^^♪