WinActor使い方⑯日付取得から曜日、平日、休日判定

WinActor使い方⑯日付取得から曜日、平日、休日判定

本日の日付を取得してそこから曜日、平日、休日を判定するやり方を解説します。

  1. 日付取得

  2. 書式指定で日付取得

  3. yyyy年mm月dd日にしたい!

  4. ~日後、~月後の指定

  5. 月末日の取得

  6. 曜日判定

  7. 平日、休日判定

1.日付取得


先ずは日付の取得です。
ライブラリ→08_日付関連→日付取得(yyyymmdd)を用います。
取得した日付を格納する変数:本日日付を入力します。
ノード→待機ボックスを続けてセットして
表示メッセージを本日日付にします。


下記のように本日の日付が取得できました。
今回はyyyymmddの書式で取得しておりますので
yyyy→2021 mm→09 dd→23となります。

2.書式指定で日付取得


yyyymmddの書式以外での取得も可能です。
ライブラリ→08_日付関連→日付取得(書式指定)を用いてください。
もし2021/09/23のように取得したい場合、
フォーマット、区切り文字を下記のように設定します。


/がはいりました。
このように任意のフォーマットにすることができます。

3.yyyy年mm月dd日にしたい!


2021年09月23日のように年月日を入れたい場合です。
ライブラリ→08_日付関連→日付分割を用いてください。
先ずは日付取得(書式指定)で本日日付を取得
日付分割ライブラリで年月日に分割します。
その後文字列を連結します。

取得した本日日付を、
本日は2021/09/23ですので
変数:年→2021
変数:月→09
変数:日→23がそれぞれ格納されます。


ライブラリ→07_文字列操作→03_連結→文字列の連結(5つ)
文字列の連結(2つ)を用います。


”日”が足りません。
そのため文字列の連結(2つ)を追加します。


フローチャートはこんな感じです。
※日付取得はyyyy/mm/ddの書式にしないとエラーになります。


実行結果をみてみましょう。
以下のようになるはずです。

4.~日後、~月後の指定


例えば取得日付から~日後の日付を取得する事も可能です。
ライブラリ→08_日付関連→日付計算(n年後/n月後/n日後)を用いてください。
先ずは日付取得で本日日付を取得
5日後を指定する場合、差分nに値⇒5
単位を日後にします。
格納先変数は5日後とします。


フローチャートはこんな感じです。
※日付はyyyy/mm/ddの書式にしないとエラーになります。

5.月末日の取得


ライブラリ→08_日付関連→日付取得(指定した年・月の最終日)を使います。
下記のように取得したい年の月を入力します。
変数:月末日に格納されます。

もちろん日付取得、日付分割ライブラリを組み合わせて今月の月末を取得したり、日付計算(n年後/n月後/n日後)を入れて翌月の月末日を取得することも
可能です。

6.曜日判定


ライブラリ→08_日付関連→曜日判定を使いましょう。
※日付取得はyyyy/mm/ddの書式にしないとエラーになります。
フローチャートはこんな感じです。

7.平日、休日判定


ライブラリ→08_日付関連→平日、休日判定を使いましょう。
詳細設定をします。
※日付取得はyyyy/mm/ddの書式にしないとエラーになります。

日付・・判定基準になる日付を入力します。

定休日・・休みの曜日を入力します。
     火曜日、水曜日が休みなら火水と入力します。

祝日情報ファイル名・・下記サイトの下方、祝日のCSVファイルを取得することができます。
ダウンロードしてパスをコピーしましょう。

https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

曜日・・曜日が格納される変数を入力します。

平日・休日・・平日・休日の判定結果が入力される変数を入力します。


フローチャートは下記のようになります。
日付を取得し、その日付から曜日を算出。
定休日は土日としました。
平日か休日かを変数:判定に入れます。
最後に待機ボックスで表示させます。


本日は2021/09/23です。
秋分の日ですので祝日情報ファイルから休日と判定されました!