WinActor 使い方㉒EdgeでIEモードを利用する！
- fukutaku
- 2022年2月23日
IEことinternet explorerは2022年の6月15日にサポート終了になります。
そこで代替ブラウザとしてEdgeを利用しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこでIEのシナリオを作成したがEdgeに変更するにはどうするべきか？
を解説します。
まずEdgeでyahoo！japanを開いてみましょう。
当然この状態でIEモードでの記録は無理です。
このyahooのページをIEモードで記録させるために設定変更する必要があります。
画面右上の・・・マークを押下します。
そして設定をクリックします。
下記画面左の既定のブラウザーをクリックします。
InternetExplorerモードでサイトの再読み込みを許可を許可にします。
そしてInternetExplorerモードページの右側にある追加を押下します。
ここでInternetExplorerモードで開くページのURLを追加します。
追加されたURLはIEモードの利用が可能になります。
追加を押下します。
※30日間という制限があるようです。残念ながら毎月設定しなければならないようです。
追加したら再起動を押下します。
すると・・・下記のようにInternetExplorerのマークが出現しています！
これでIEモードでの記録が可能になるのです。
つまり下記のライブラリが利用可能になります。
ただし！
利用可能なのはライブラリ04_自動記録アクションだけです。
17_IE関連のライブラリはバージョン7.3.0以上以外のバージョンでは利用することができません。
そのためバージョン7.3.0以上以外の17_IE関連のライブラリを利用している場合、
7.3.0以上にアップデートして7.3.0以上のライブラリにおきかえる必要があります。
ちょっと面倒ですね。
※バージョンはヘルプ→バージョンで確認できます。
04_自動記録アクションは利用可能です。
Edgeでyahoojapanを立ち上げてみましょう。
検索欄に文字列設定(IE)でキーワード入力、検索ボタン押下をクリック(IE)で実施します。
下記のようにライブラリが設定可能です。
先ほどお伝えした通り17_IE関連のライブラリご利用の場合は7.3.0以上にアップデートした上で
7.3.0以上の同じライブラリに置き換えてください。
ただしEdge起動については下記のライブラリをお使いください。
17_IE関連→04_Edge→MicrosoftEdge起動
Edge利用についてまとめます。
- InternetExplorerモードで開くページのURLを追加すればそのページで04_自動記録アクションは利用可能になる。
- 17_IE関連のライブラリはバージョン7.3.0以上であれば利用可能。
- Edge起動については17_IE関連→04_Edge→MicrosoftEdge起動を利用する。
※EdgeでIEモードを利用しても、それは一時的なものではないのか？
IEはサポートが切れるではないか！
と聞かれることがあります。しかしながらIEモードは冒頭でお伝えした2022年
の6月15日にサポート終了がするわけではありません。
Microsoft は2029年まではEdgeでIEモードをサポートすることを約束してお
ります。そのためIEモード利用については問題ないと私は解釈します。
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